「柔軟」
「柔軟体操」は家でもできるので、
空手を始めた人で「やる気」がある人が
まず、お家で始める自主トレーニングです。
(次が拳立てかな)
私も空手を始めた頃、
先輩から「お風呂上りにやりなさい」と
言っていただいたので、
毎日、お風呂上りに、せっせとやっていたのを覚えています。
コロナで外出自粛になったことで、
「お家」にいる時間が長くなって、
「柔軟」をやって柔らかくなりました!
と、いう人もいるのではないでしょうか。(いるかな)
期待も入ってしまいましたが、
ここで、
「柔軟」について
お話ししたいと思います。
題して、
【柔軟で効果を得る方法】
①時間をかけてやる。
②力を抜いてリラックスする。
③お風呂上りなど、カラダが温まっているときにやる。
④ながらトレーニングでもいい。
筋肉をゴムだと思って考えてみよう。
⑤蹴りを上手になりたいならこの方法。
⑥モチベーションも大事。
またひとつづつ説明します。
興味がある人はおつきあいください。
①時間をかけてやる。
基本的に筋を伸ばして柔らかくしたければ、
「時間をしっかりかける」ことが一番です。
短時間でぐいぐいやると怪我につながりますので
おすすめしません。
空手に似た競技で「テコンドー」という蹴りを主体にした
「蹴りのボクシング」とも呼ばれる格闘技がありますが、
この「テコンドー」の選手はとても体が柔らかいのが特長です。
テコンドーの柔軟体操は1時間や1時間30分かけることもあり、
ペアでやることもあります。
「バレエ」や「新体操」の経験がある人も
共感していただけるのではないでしょうか。
なので、もし「ハード」に柔軟をする場合も、しっかり時間をかけて
やることが大事だと思ってください。
②力を抜いてやる
これは「やり方」ですが、
ストレッチングは筋肉を伸ばしますので、
筋肉をリラックス「弛緩」「緩める」ことが大事です。
ウエイトトレーニングでは筋肉を収縮させますが、
ストレッチングでは伸ばします。
なので、
方法としては
「力を抜き」
「息を吐きながら」「呼吸を止めず」
「リラックス」して
おこないます。
開脚などで足を開き、痛みを感じると
思わず力が入りますが
「力まず」やりましょう。
③お風呂上りなど体が温まっている状態でやる。
カラダが冷えた状態で無理な柔軟をすると怪我をしてしまいます。
お風呂上りや、
運動後など、体が温まっている時にやりましょう。
ストレッチングは疲労回復効果もあり、
1日の体にたまった乳酸を飛ばしてくれます。
翌日の体が楽ですよ。
④ながらトレーニングでもいい。
①で時間をかけてやることを説明しましたが、
筋肉をゴムだと思ってください。
ぐいぐい引っ張ると傷んでしまいますが、
ゆっくり時間をかけてやるとだんだんゴムが柔らかく伸びてきます。
ウエイトトレーニングでは筋肉を収縮させ、ダメージを与えて回復することで
筋肥大をさせて大きくすることで筋力の向上を目指しますが、
ストレッチングでは筋肉の伸展できる幅を大きくして
筋肉というゴムの出力エネルギーを上げていきます。
野球で大リーグで活躍した「イチロー選手」は
他の大リーガーに比べて細身でしたが、たくさんの記録を残しました。
「イチロー選手」のトレーニングでは関節の可動域を伸ばすトレーニングを
積極的やっていたそうです。
「関節の可動域」つまり筋肉の柔軟性です。
結果、怪我が少なく、選手寿命も長かったと思います。
ゴムとして考え、
時間をかけて入念に伸ばす。
そして、時に
「話をしながら」などの
ながら運動でも効果はあります。
よく「稽古後」に
「仲間」と開脚や柔軟をしながら話している風景があります。
気づくと40分柔軟をしていた。なんてことがあります。
⑤蹴りが上手になりたいならこの方法。
蹴りは開脚だけでなく、
上半身の柔軟性も重要です。
股関節の柔軟は良くやるが、上半身が硬いという人も
いるのではないでしょうか。
開脚以外に、
「腿の柔軟性」
「上体の柔軟性」
「捻転の柔軟性」など
さまざまな方法で
股関節だけにならず、
必要な柔軟性を身に付けていきましょう。
(最後に写真で一部紹介しています。ご参照ください。)
⑥モチベーションも大事。
柔軟は継続することが大事です。
柔らかい先輩や、
上手な選手、
自分がどのくらい柔らかくなったら
「合格」
なのか分かるような
「目標」を作ることを
お勧めします。
むかし「フィリオ選手」が若いころ、
ブラジルの道場で天井からつるした2本の帯に輪っかを作り、
足を通して開脚の状態でぶら下がっている写真が空手雑誌に
載っているのを見て、ものすごく感化されたのを覚えています。
(同じ歳なので)
また空手を始めたばかりのころは1つ年上の先輩が
やっている開脚を思い出して、同じようにできるようになろうと
対抗意識を持ってやっていたのも覚えています。
開脚をやるときは
足の下に、座布団やクッションなど、
滑りやすいものを置いてやると
良く足が開きます。
また体が柔らかくて180度以上、開く人にも
足の下の座布団を増やすことでもっと開くことができます。
以下、
参考に
「さとしくん」に協力してもらいましたので、
写真で説明します。
※写真はアメブロ「からてっこ」に出ていますので、
そちらの「柔軟」記事をご参加ください。
「前後開脚」
悪い例:腰が横に向いてしまい骨盤が横向きになっている。
正しい例:腰がまっすぐで足が前後に開けている。
「開脚」
左右にのばしてまずは足を開きます。
次に、肘を床についてこの向きでも足が開くようにします。
「座って」
横に倒します。
開脚した状態で体を倒せるには、
上半身の柔軟性が必要です。
写真のように両手で足先や足刀がつかめると合格です。
横向きにも倒せるようにしましょう。
「正面」
おでこが床についたら、
あご
むね
の順番で練習していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「柔軟」頑張ってください。
さとしくんありがとうございました。
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