「押忍」
道場の稽古では「返事」と「挨拶」を
「押忍」と発声します。
ご存知の方も多いと思いますが、
押忍の意味は次の3つといわれます。
「尊敬」
「感謝」
「忍耐」
①相手や対象に対しての「尊敬」
敬意や敬いを持っていると、
意見を受け入れることができます。
自分の成長につながり、
道場や稽古に出席する意味が大きくなります。
②ありがとうの「感謝」
ありがとうという気持ちで
受け入れることができれば、
自分の学びとなって感謝が生まれます。
③自分の我をなくす「忍耐」
無用な「我」を無くすことで、
相手の意見や他の視点を
学びにすることができます。
このような3つ意味で
「押忍」と
稽古ではいいます。
この3つのどれかが欠けると
稽古で「押忍」と
言えなくなります。
オンライン稽古は「お家」ですが、
「ハイ」の返事から
「押忍」に変えて
「日常」から
「稽古」へのスイッチの入れ替えを
していきましょう。
先日、「オンライン稽古」で
「先生には聞こえないけど、
毎回、押忍って言ってくれている人」
と聞いたら、
たくさんのお友達が手を挙げてくれました。
これからも「押忍」の精神で
頑張ってください。
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